まずこちらでは、全体の感想とシェリル、オズマなどについて。
トラバは
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さて、少し現実的になります。
まずこの「イツワリノウタヒメ」、余りにも伏線貼り過ぎ。
もし同じ2時間ちょいで「サヨナラノツバサ」を作るんだとしたら、
またテレビと同じで、色々綻びが出てしまうでしょう。
●パジュラと人類の併合。
●プレラとランカの再会、そして兄妹としての認識。
●アルトが歌舞伎から逃げたという話をどこまで引きずるか。
●シェリルの秘密。何故アイモが歌えるか。
●ランカのシンデレラデビューはどう描くか。
●三角関係の行方は。
●オズマとキャシーの復縁は。
●三島氏の野望。
重要だと思われるものから書き上げましたが、
…これ2時間で消化出来ると思います??汗
あと、ランカの最初のステップアップ「鳥の人」映画は
どうするのか、描かないのか。
私は個人的には絶対「ファーステスト・デリバリー」の
「アルト、誕生日プレゼントの配達だ!!」は見たいので、
これ削られたら痛いなあ…。
粗雑な脚本にだけはならんで欲しいと祈るばかりなのですが、
今回作画がかなり乱れてましたね。
綺麗なところとそうじゃないところのギャップが凄い。
ちなみに私は
「何やってるんだ、アイツは!!」
と、学校を退学になって彷徨ってるランカを心配するアルトの
怒りの顔が忘れられない。
だって、テレビ版でアルトがこんな風にランカに強い感情を
向けたことなんて、無かったですよ。
シェリルにはいつもいじられて、怒ってたりしたけど、
ランカは一切、アルトに対して反抗心を煽るような真似はせず、
ただひたすらテレビでは、アルトの言う通りいつも従っていた。
…アルトを見限って、プレラと宇宙の旅に出るまでは。
秘めてたものを突然爆発させるんで、ランカって人は怖いです。笑
クライマックスで「自分が囮になれば…」って駈け出した時もそうですね。
こういう激しいランカを映画版で色々見たのが新鮮。
あと、中島愛ちゃんの演技が格段に上がっていて、
シェリルのライブ会場を見ながら
「始まった…」とつぶやくあのセリフの複雑さ。
「始まったんだ」でもなく「始まっちゃったな」でもないんですね。
テレビよりランカの精神的年齢が上がってる気がします。
ラストは、アルト・オズマ・プレラの3人の騎士が、
歌姫二人を守るという構図。これが新設映画のテーマなのかな。
ミシェルにはヒヤリとさせられましたが、もう彼の悲劇は
出来ることなら2度と見たくないなあ。
かと言ってオズマに死亡フラグが立つのも我慢出来ない。汗
私はシェリルのライブシーンは、実はそんなに興奮しなかったんです。
確かにあのステージの仕組みも壮絶凄いんたけど、
うーん、だってテレビ版の方が全然良かったから…。
やっぱり「射手座」のインパクトをね、映画の新曲が上回れないんですよね。
「オベリスク」も「永遠」も凄く良いんだけど、私にとって
シェリルの最高峰はやっぱり「真空のダイアモンドクレパス」なんだよなあ。
そうそう、「スターウォーズ」で言うなら、SFX技術は格段に
上がってるけど、「エピソード1/2/3/」より、ファーストSWのが
断然面白かったってところ。
そういや、今回シェリルが「アイモ」、ランカが「ダイアモンド・クレパス」
歌う取り換えっこがありましたね。
シェリルが今回はアルトに助けられるってシーンに入れ替わるのは
知ってましたが、あれもEXギアのアルトに抱きあげられて飛んだだけで、
テレビみたく、ランカを掴む為に、必死でコントロールしながら
パルキリー操縦するシーンじゃなかったですよね。
シェリルは衣装の下に隠し物があったけど、テレビのランカは
生身で、しかも一瞬でも大気の外に飛び出してしまった。
「目を閉じて、耳をふさげ!!」のあのドキドキは
映画にはなかったです。
あそこは「愛・おぼえていますか」のオマージュシーンとして、
長年のマクロスファンにとって最重要とも言える部分。
それを削ったら、もう私にとってはパルキリーアクションは
余り大切なとこじゃなくなってしまいました。
…ちなみに「愛・おぼ」であの原画担当をしたのは庵野秀昭監督です。
私、ほんっとに「マクロスF」の2話と「ファーステスト・デリバリー」
「蒼のエーテル」とラストは何度も何度も繰り返し見るくらい大好き
なんで、あの時のテレビの感動や衝撃を上回らないと
今回の映画は、テレビを超えられないと思います。
しかし、「イツワリノウタヒメ」がエンジン始動状態で待機中なので、
余計その分「サヨナラノツバサ」に期待してるってのがあるんです。笑
「サヨナラノツバサ」…多分こっちはランカのソングタイトルだと
思うんだけどなあああ。
どういう意味なのか。またランカはプレラと一緒に、アルトを
置いていっちゃうのかな…。
まあ兄妹二人旅を大画面で見たいって欲求もあるんですよねぇぇ。笑
ちなみに「そうだよ」をクロス・オーパーライブで生聞きした時は
胸が熱くなりましたよ。やはりランカはこういう、
悲しみや憂いを希望的に変化させようとするテーマが似合います。
「あの子の歌、可愛いんだけど、森や自然に語りかけてるみたいで…
でも、どこか悲しいのよね」
シェリルのこの言葉ほど、それを表現するものはないかと。
さて、完結編はいつ公開になるのかなあ…。
取りあえず、黙って耐えながら待つしいないんだよね。笑
ランカの新曲と、映画のサントラ聞きながら待ちましょう♪
「まだまだ語りきれないイツワリノウタヒメ」は
こちら。
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